ネットワーク・通信処理

【Androidアプリ開発】okhttpでHTTPリクエストを行う方法

salmoncode
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Androidアプリでサーバーと通信する際、HTTPリクエストの実装は避けて通れません。
この記事では、OkHttpライブラリを用いてシンプルにHTTP通信を実装する方法を紹介します。

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🧩 この記事でできること

  • OkHttpを使ってHTTP通信を行う
  • GET / POSTリクエストを実装する
  • タイムアウトやエラー処理の対処

🛠️ 開発環境

  • Android Studio 2024.1.2(Koala)
  • Kotlin 2.0
  • OkHttp 4.12.0

1. OkHttpのインストール

まず、build.gradle に以下を追加します。

2. GETリクエストを送信する

最もシンプルな通信の例がこちらです。

📌 ポイント

  • enqueue() を使うことで非同期通信になります。
  • response.body?.string() は1回しか呼べないので注意。

3. POSTリクエストを送信する

データを送信する場合は、RequestBody を利用します。

4. タイムアウトやエラー処理を設定する

実用アプリでは、通信遅延やタイムアウトに備える必要があります。

<script src="https://gist.github.com/salmoncode/562b0d46b9bd654d2631d9e150c8714f.js"></script>

また、サーバーエラーなどのステータスコードもチェックしましょう。

5. Retrofitとの比較

OkHttpは非常に軽量で柔軟ですが、アプリ全体でAPI通信を行う場合は
Retrofit との併用が一般的です。

項目OkHttpRetrofit
利用目的基盤となる通信層高レベルのAPIクライアント
メリット軽量・シンプルデータクラスと連携が容易
デメリットコード量が多い依存関係が増える

まとめ

  • OkHttpは軽量かつ高機能なHTTPクライアント
  • GET / POSTの基本形を押さえれば応用が効く
  • Retrofitを使う前に、まずはOkHttpで仕組みを理解するのが◎

🔗 参考リンク

この記事で使用した開発環境

APIテスト環境を簡単に作るなら
  • ConoHa VPS:月500円〜でテスト用サーバーを構築可能
  • Postman:通信確認に便利な定番ツール

さらに学びたい方へ

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書いた人
サーモン
サーモン
著者(ソフトウェアエンジニア)
こんにちは、ソフトウェアエンジニアのサーモンです。 情報系大学院を卒業後、都内IT企業に従事しています。プログラミング歴は10年以上になります。
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