Android Studioで「run configuration app is not supported」というエラーが出たとき
はじめに
Android Studioでアプリのプロジェクトを開いてRunしようとしたところ、下記のようなエラーが出てしまい、実行できませんでした。
run configuration app is not supported
特に操作をしていないのになんでだろう?と思いましたが、どうやらgradle関連の読み込みができていないことが原因のようです。
まだ読み込み中で終わっていないパターンと、そもそも読み込みがされていないパターンにそれぞれ遭遇したので、対象法を記しておこうと思います。
Gradleの読み込みが走っている場合
最近は動作も軽くなり起動も早いAndroid Studioですが、規模が大きくて依存がたくさんあるプロジェクトでは立ち上げ後の読み込みに時間がかかることがあります。
その場合、基本的には読み込み処理が終了するまで待てばよいです。
しかし僕の場合は、待機していると読み込み処理によってメモリーを使い切ってしまい、Android Studioが重くなってしまう状況でした。
そこで、メニューバーからPreferences -> Appearance & Behavior -> System Settings -> Memory Settings と進み、「IDE max heap size」の値を上げます。
初期値は1280MBなので、マシンのスペックに応じて上げましょう。
Gradleの読み込みが走っていない場合
ナビゲーションメニューのアイコンから「Sync Project with Gradle Files」(ゾウさんのアイコン)をクリックして、Gradleを読み込みます。
Gradleが読み込めない場合は、Gradleのバージョンなどが正しく設定されているかを確認しましょう。kotlin-gradle-pluginとして、プロジェクトレベルのbuild.gradleに記述されています。
おわりに
上記のいずれのパターンでも、Gradleの読み込みが完了したらRunできるようになっているはずです。
メモリの上限などは一度設定すると触ることがないため、初回のインストール時に忘れがちですね。僕も今回新しいMacのセットアップをした直後に気づきましたw